「中途採用で良い人が採れない。」「毎月、給与計算を間違ってしまう。」「研修の途中で参加者が飽きる。」といった手順を明確にできる業務を改善する場合には、プロセスの可視化する事をお勧めします。プロセスというと難しく聞こえますが、その業務が完了する迄の作業(ステップ)を洗い出し、それを作業順に繋げて業務の流れ(プロセス)を図にします。このプロセスの中で、どのステップに問題があるかを探し、そのステップを強化します。
採用なら、下記のプロセスになります。

①候補者集め→②書類選考→③一次面接→④二次面接→⑤人事面接→⑥内受→⑦内定受諾

次に、そのプロセスが目的としていることを実現する為の数値をステップ毎に定期的に計測し、異常値を発見します。例えば、①は採用チャネル毎の候補者数、②は集まった書類(職務経歴書)数と書類選考合格者数といった具合です。もし、「良い人が採れない」と言う状況になった場合は①で「良い候補者が集まらない」とも、⑦で「内定しても候補者に受諾してもらえない」とも解釈出来ますが、もし①で候補者数が減っている事が原因であれば、さらに課題を掘り下げて社員紹介、人材紹介会社、職安、自社HP等使用しているチャネルのどこに問題があるのか、その対策を検討することになります。もし、⑦で内定拒否数が多いのであれば、内定辞退の理由を掘り下げます。このように、どこのステップに問題があるのかは、そのプロセスが目的としていることを実現する為の数値を定期的にモニタリングし、異常値を発見することで分かります。

多くの採用担当者の方は日常的にこの方法で採用プロセスを管理していますが、採用以外にも、人事であれば給与計算の間違い防止と効率化、研修効果の改善などにも応用出来ますし、人事以外でも営業にも管理業務にも幅広く業務改善に適用できます。何か課題や問題が出た時には、プロセスを可視化する事をお試しください。