人員調整、雇用調整、人員見直し。呼び方は様々ですが、整理解雇の事で、私たちにもそのような相談があります。(人員整理の必要性、解雇回避努力義務等、整理解雇の四要素云々の話は他の社労士、弁護士のHPに譲ります。)経営者の方と整理解雇を検討している経緯、対象人数、期限などを伺い、その最後に確認する事項があります。それは、整理解雇対象となった方々の人生を変えることへの覚悟、そして対象となる方々の怒り、苦しみ、悲しみを一身に受けとめる覚悟があるかどうかです。

私が初めて退職勧奨をしたのは、中途入社の私に仕事を教えてくれ、何度か一緒に仕事もした年上での同僚でした。最初に話を切り出してから2週間で話がまとまり、三ヶ月後に彼は退職する事となりました。退職日に彼が私の処に来て「西尾さんから話をして貰って良かった」と言って頂き、私もほっとしたのではありますが、最初に話を切り出した時の、彼の動揺、悲しみ、そして怒りの形相は今でも忘れる事が出来ません。
また、弊所には人員整理を多く手がけたパートナーがいるのですが、彼はこういった案件に関与している間とその後暫くの期間は、身の回りに細心の注意を払うそうです。整理解雇を実施した時、帰宅中に襲撃を受けた事が過去に二度ほどあります。心理的にも物理的にも怒りを受け止める、命がけの覚悟が必要なのです。

私たちは経営者の皆様と一緒に誠心誠意、命がけで対応させて頂きます。